カードローンの同時複数申込み〜最大何社まで借りられるの?〜
カードローンに関する問い合わせでよくいただくのがこういった質問です。
最大何社まで借りられるの?
同時に複数申込みはできるの?
人によってはやはり複数業者からお金を借りる必要があるケースもあるでしょうし、また、そうすることで上手に希望のお金を手にすることも可能になります。
しかし、間違った方法や下手なやり方をしてしまうと審査に落ちて借りられてなかったり、最悪のケースですとブラックになってしまう可能性も0%ではありません。
この記事ではカードローンの複数同時申込みについてや最大何社まで借りられるかなどを中心にまとめていきます。
カードローンをするといってもそもそもの「個人差」が大きく影響します。
例えば年収も多く、職業もキャッシング業者が好む公務員などの職業であれば相手も喜んで貸してくれます。
逆に、年収も低く、職業ステータスもキャッシング業者の評価が低いものであればお金を借りられる確率や金額も低いものとなるのが一般的です。
コレを踏まえますと「返済余力、返済能力」さえあれば、複数のカードローン業者からも同時に借り入れはしやすいです。
逆に「返済余力、返済能力」が低い場合は当然ですが、同時に借りたりするのは難しいですし、カードローン審査に落ちる可能性も高くなります。
次にキャッシングの申込み自体は同時に何社でもして平気です。
複数申込みをしてはいけないというような決まりもなければ、とくにそういった規制や制限は設けられていません。
ですので、極端な話になりますが、アコム、プロミス、レイク、アイフル、モビット、ノーローンに1日で6社まとめて申し込みなども物理的には可能です。
ただし、それはあくまでも申込みができるかどうかの話であって、実際に審査が通って借りられるかは全くの別問題です。
目的は申込みではなくて「審査に通過してキャッシングできること」なのですから、むやみやたらに申込みすることに意味はありません。
原則は1社申し込んだら、その1社の結果が出るまでは待つ。これが大前提です。
カードローンの同時申込みはキャッシング業者側からしてみると良い印象になることはありませんし、審査上もプラスになることはないからです。
知っておいたほうが良い知識として「個人信用情報機関」というものがあります。
これはいわゆる「カードローン業者同士が共有している情報」みたいなものでして、どこのキャッシング業者でも照会をすることが可能です。
例えば、Aさんがアイフルでお金を借りようと申込みしたけど、審査に落ちてしまって借りられなかった。
そんなことがあった場合にその借りられなかったという情報が載るわけです。
そこでAさんが他のカードローン業者、たとえばアコムなどに行って再度、お金を借りようとしたとします。
その場合でもアコムは「個人信用情報機関」に照会をかけますので、Aさんがアイフルの審査に落ちていることをすぐに把握できるのです。
その先にアイフルが貸すか貸さないかは、アイフルの審査基準次第なのでどうなるかは分かりませんが、ここで一ついえるのはカードローン業者同士で情報が共有されているという点です。
これを踏まえますといろいろ見えてくるものがあります。
何かと言いますと、何社も落ちると、その先はどれだけ他社にカードローンの申込みをしても審査が通る可能性は極めて低いということです。
それもそのはず申込みして審査に落ちている情報は「個人信用情報機関」に共有されており、照会すればすぐ分かるからです。
他社で貸してもらえなかったことはバレバレです。
申し込み記録はしっかり残っているので、契約記録が残ってないとなるとそれはお金を貸してもらえなったことに他なりません。
ただし、裏技というほどではないのですが、使えるテクニックとしては「信用情報機関に情報が載る前に、同時に複数業者に申込みをする」という方法です。
申込みがあってもその瞬間に「個人信用情報機関」に情報が載るわけではありません。多少のタイムラグはあるのです。
言い換えると同日に複数業者に申込みをしてしまえば、同条件で審査をしてもらえるわけです。
なので、例えばですが、プロミスとアイフルに同一日に申込みをしたとします。同じカードローン業者でも「審査基準」は当然ですが微妙に違います。
だから片方の審査には落ちたけど、片方の審査には通った。なんてことも起こりうるわけです。
※両方通る時もあれば、両方に落ちる時もあるでしょう。
この記事の前半でも書きましたが、どうしてもその日のうちにお金を借りたい場合、切羽詰っている場合、審査に落ちたら困る場合などは1社だけでなく、もう1社を同日に申込みしておくのは使えるテクニックという風にいえるでしょう。
銀行系キャッシングと違い、消費者金融などの貸金業者からお金を借りる場合、総量規制を忘れてはいけません。総量規制とは要するに「年収の3分の1」までしかお金を借りることができない決まりになります。
つまり年収が300万円の人は100万円までしか借りることはできないということです。
なお、この場合はある特定の1社から100万円でもOKですし、2社から50万円ずつの合計100万円という形でも平気です。
キャッシングでもカードローンでも申込みや審査した履歴はすべてが「個人信用情報機関」に残ります。
金融業者はこれらの情報に照会をかけられるので、借り入れ状況は筒抜けです。
高額な借り入れがある人や複数の業者から借り入れをしていること、返済が遅れている場合なども全ての情報が伝わっています。
ですので照会をかけたうえで貸せる相手なのか貸せない相手なのかを、判断するために審査を実施する必要があるわけです。
キャッシング業者側からすると、短期間に何度も借り入れている人や借り入れ金額大きい方などは非常に目立つ存在です。
言葉を言い換えると貸し渋り、警戒するわけです。
どこまで本当かは分かりませんが、1ヶ月以内に3社以上を申込みして、審査に落ち続けていると申込みブラックになり、その後は絶対に審査に通らなくなるという説があります。
これがどこまで本当の情報かは定かではありませんが、ただし常識的な考え方をしていけば、何度も審査を落ちている人が審査に通りづらくなるというのは至って普通のことなのかもしれません。
キャッシングやカードローン業者では「ブラック」という言葉をよく耳にします。しかし、この「ブラック」とはそもそもどういう状況を指すのでしょうか?
「ブラックとは金融事故」です。
カンタンな言葉で言ってしまうとお金の貸し借りにおいて、トラブルを起こしてしまっていることを意味します。
具体的には…
返済の延滞
文字通り返済が遅れてしまうことです。遅れてしまってもその後、払えば良いのですが、「返済が遅れたことがある人」というのは残るわけです。
返済が1回遅延したぐらいですぐにブラックになるとは少し考えがたいですが、常習的だとブラックになる可能性大です。
強制解約
返済を延滞し続けると、カードローン会社からは再三に渡り、返済の通知・催促が届き続けます。これ自体はわりとよくあることなので特別珍しいことではないのですし、返済に1度2度遅れたからといって即座に解約ということは少ないです。
ただし、数ヶ月など一定期間にわたり、返済をせずに通知・催促を受け続けていたり、あるいは連絡自体が取れないような状況(電話も出ない、訪問してもいない)になりますとカードローン会社としても手がないので強制解約となるわけです。
強制解約になると、信用情報に最長5年間は記録されます。
代位弁済
カードローン会社は貸し付けた相手が返済に応じない場合は、強制解約後に残債(貸し付けているお金を回収する権利)を保証会社などに弁済してもらいます。
こうすることでカードローン会社が未回収になることを防いでいます。要するにとりぱっぐれないということです。
しかし、それで借りているお金がチャラになるのか?というとそんなことはありえなく、今度は保証会社から返済を要求されることになります。
つまり、借金を返済する相手が代わっただけで借金自体は無くなってないということです。
代位弁済をするということは、それ以前に強制解約、あるいはそれに準ずることをしているわけなので当然ですが、ブラックになる可能性が大です。
自己破産や債務整理
自己破産や債務整理をしているということは、お金に関するトラブルを過去に起こした人と見なされますので自動的にブラックです。
債務整理になると、信用情報に5〜10年間は記録されます。
カードローンを利用するには「審査」に通過することがとにかく大事です。そのためこの審査に対して慎重になっている方や抵抗を感じる方もいるようです。
そんな方にオススメなのは「簡易審査」という方法です
これはお試し審査的なものでして、本番の審査の前にざっくり借りられるか借りられないかを教えてくれる仕組みになります。
「簡易審査」自体を受けても「個人信用情報機関」には記録は残りません。
ですので心配な方、慎重な方はまずは簡易審査を受けてみると良いでしょう。少しの質問に答えるだけですし早いケースだと「1分」もかからず結果が分かるので非常に便利な仕組みになります。